あっしは釣りがどわぁ〜い好きなんで、よくつり船にも乗っかる。
ちっこい頃からいつも一緒に連れていっていた息子は
5歳にしながら百戦錬磨の釣りボウズで、
好きな釣りはコマセシャクリときたもんだ。
大原や勝浦の外海のウネリなんて”へ”ともせず
おにぎりをパクパク食べている。
そんだけ、活きがいいんだから、とーぜんあっしより釣果もいい!
「大きくなったらタンカーの運転手になって、
とーちゃんのこと釣り連れてってあげんネ」
かぁー!泣かせてくれるねぇ。あっしは一生お前についてくぞ。
ついでと言っちゃあなんだけど、老後の面倒もよろしく。
あっし:「かーちゃんよぉ、つり宿でもやっか?」
女房 :「また始まった・・・」
あっし:「だっていつでも釣りできて、いつでも新鮮な
お魚ちゃんが食えんだぞ。いいよなぁ。」
女房 :「隣の芝生はよく見えるもんなのよ!
毎朝早〜く起きられる?1日2日じゃないのよ。
免許だって取らなきゃいけないし・・・(うだうだ)・・・
第一、あんたすーーーぐ船酔いしちゃうじゃないの」
あっし:「だからぁ、俺はお客さんにお茶出したりすっから
おまえが運転すればいいじゃん。船強いんだから。
女船長なんて結構話題になって流行るかもよ。」
女房 :どっか行っちゃった・・・ |